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小一時間で二人?は買い物から戻って来た。
当然ながらやはり紗羽と猫之助は台所に立ち麺を茹で、薬味の葱を刻み紫蘇の葉も細かく千切りにして小皿に小分けにして作業台の上に並べられていく。
「猫之助君…器を出してくれますか?」
「ハイなり♪」
軽やかに棚の扉を開け人数分の器をテーブルに置きながら楽しげに準備をする。
すると台所の縁から顔を覗かせ紗羽の表情を伺う。
「何ですか?猫之助君」
「紗羽が機嫌良いから嬉しいなり♪」
「ふふ…君だって楽しそうですよ」
「久々のお仕事なりからね…羚耶もいい人見たいなり」
「みたいじゃなくて、良い方ですよ」
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