*に*

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髪を乾かしながら、次第に落ち着いてきた。   「ねー?」 幼女は俺の足元に擦り寄ってきた。   「なにっ…」   「わたしになまえをつけてくださいっ」 幼女は目をきらきらさせて俺を見上げる。   「名前…?」   「はいっ。 わたしはあなたにひろわれました。 わたしはあなたにかってもらいます!」     ちょっ… ええ!?
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