第一章

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丁度よく母はお風呂の時間だった。 家がご近所で同じ病気をもつ関さん。 母より10歳も年上だが とても仲がよく病院だけではなく プライベートでもとても仲良くしていた。 そんな関谷さんに泣き顔をみられ 先生から何を言われたのか問い詰められた。 同じ病気だからこそ教えたら落ち込むのが目に見えていたのに 私は母の病状のことを話してしまった。 一人では抱えきれなかった。 関さんには 私がなんでも話を聞くから母さんの前では泣くなよと励ましてくれた。
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