第一章

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お風呂からあがってきた母は なんでこんな話が長いのかとまたブーブー言っていた。 腎臓からの管は一生とれないんだって だから障害者申請をしなきゃいけないみたい だから申請の話とかで少し長くなった とだけ話をした。 母はそれだけでもかなりのショックをうけていた。 当たり前だ。 一生背中から管をだし 尿が入ったパックを持ち歩かなきゃならないのだ。 障害者と言う言葉にもショックをうけていた。 これは偏見ではないが 事故で足をなくしたり目が見えなくなったとかではなく 今まで普通に過ごしてきた母にとっては 少しショックだったようだ。 背中から管出てて大変なんだし少しでも助けてもらえるならいいんじゃないかな。 障害をもってても皆頑張って生きてるんだし こんなんでへこたれてたら病気にまけちゃうよ! と少し褐をいれた。
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