2nd prologue

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新・政府の日本制圧から一ヶ月。 新・政府は国民に課した重税を使い、東京に超巨大な軍事施設を築き上げ、各学校からの優秀な人材を引き抜き、着々と戦力を蓄えていった。 新・政府の日本制圧後、すぐに外国からの同盟締結、貿易を呼びかけられたが新・政府の「黄泉」はこれを拒否。 日本は完全な鎖国態勢を取り続けた。 日本は世界でも五本の指に入る強国。 世界中が、日本が内乱に終止符をつけた事に驚きを隠せなかった。 五本の指とは 日本…、中国… アメリカ…、ドイツ… そして、エジプトだった。 この中でもダントツなのが中国、ドイツ。 そして、エジプトだった。 日本は中国とは犬猿の仲だったが、中国も強国日本をそれなりに警戒していたため、原因が無い限り日本に攻撃を仕掛ける事はなかった。 新・政府は治安を気にせずに富国強兵を行い続け、日本は制圧して二ヶ月で再び内乱の渦に巻き込まれる事となった。 こうして新たな希望の光が出現するのを 人々は…、龍渓は… そして、亮佑は待ち続けた。
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