もう…咲かないで

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「だって、紫が挨拶も無しに帰ってしまうんだもの」 と言い、わざとらしく袖口で顔を隠す。 「そ、そうですね……」 いつの間にか取り落としていた箒を拾いながら、妖夢はそう答えた。 「ところで、そろそろ朝御飯にしましょう。今日は私が作ったのよ」 「ええ!?」
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