もう…咲かないで

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冷たい刃が自らの喉に潜り込む瞬間、これで全てから解放されると思ったのに。 バネ仕掛けのように跳ね起きる。 反射的に辺りを見回し――彼女は、自分が何者であるかを思い出した。 「ねぇ、妖夢」
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