もう…咲かないで

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「なんでしょう、紫様」 白玉楼の、庭。一辺二百由旬の広さを持つため掃除が大変そうだとよく言われているが、滅多なことで散らからないため普段は母屋の周辺のみを掃除している庭師の魂魄妖夢にマヨイガの主である八雲紫はいつも通りに背後零距離から現れて話しかけていた。
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