もう…咲かないで
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稀に、この方は私をからかうためだけに話しかけている。そう思い込んでしまいそうになる。 「そうそう、貴方に訊きたかったのよ。私がこうやって、いきなり背後から話しかけるのは今日で何回目かしら?」 「だからもう百余回です」 これはからかっている。そう判断した妖夢は、箒を持ち直して掃除を再開することにした。 「微妙に曖昧だけど――まぁ正解。それじゃあ、幽々子が最後に私の家に泊まってからは何日経ったかしらね?」
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