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ぴたりと、箒の動きが止まる。妖夢の主、西行寺幽々子がマヨイガに泊まりに出掛けて何日経ったか?
「……済みません、即答できないです」
困惑気味に、妖夢はそう言った。
「あら残念。うちの藍なら一瞬で答えられるのに」
「修行不足なのは、身に沁みてます……」
役割が異なることは承知している。
紫の式神、八雲藍は妖夢と同じく主人の身の回りを世話に着いているがどちらかというと家宰の面が強い藍に対し、妖夢は庭師でしかない。
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