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「罰ゲームの内容言ってよかったの?」
「貴女の誘導尋問にしてやられました。しかし、この罰ゲーム終わらせてみせます。
目標は一週間。
貴女を落とします。」
「名前も知らないのに?」
「教えて下さい。」
「成海 ひよの。
学力見た目共に普通。
運動音痴に方向音痴。
ごく平凡な子以上。」
「血液型は?」
「気が向かないので却下です。」
「えっと、スリーサイズは?」
「変態。」
「じゃあ好きなタイプは?」
「推理が得意な優しい人。」
「それ私ですか?」
「ナルシーは論外です。」
「ってさぁ人の事ばかりで自分の事は?」
再び彼は目を丸くした。
「私の素性をご存知ない?」
知ってて聞いてますが…何か?
「それはナルシー発言と判断してよろしいか?」
コホンッ
「失礼…申し遅れました。名を洋一。姓を近藤。
人呼んで浪速の貴公子とは私の事でして…」
「いや此処東京。浪速関係ないから。」
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