~青春という名の甘酸っぱいストーリーの始まりだぜ~

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「あの…大丈夫?」 顔を見ると超可愛かった。 思わず見とれてしまった。 「ひっく…痛いよぉ…」 はっ!!何をしてるんだ!俺は我に返った。 膝を擦りむいてるな。ちょうどハンカチと絆創膏を持っていて、そして水道があるという都合の良さだが気にしないぜ。 俺はハンカチを濡らして傷を優しく吹いた。 「あ、あの…」 「転んだとこ痛くない?」 「は、はい…」 女の子は顔を赤くして下を向いた。 俺、気持ち悪がられてるぞ…
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