にゃん仔な気持ち❤

第二章

家に付き取りあえず上がって貰う事にした。

玄関で待たせてタオルを渡す。

すると……。

バタリと少女が倒れた。

「な💦💦」と言い抱え起こすと……。

「酷い熱じゃなぃか💦💦」見ると顔は青ざめ呼吸も苦しそうだ。

「早く病院に💦💦」と言うと少女が激しく首を振った。

「でも💦💦」と卓也が言うと……。

「保険証ない……。」とぽつりと少女が言う。

「そんなの家族に持って来てもらえば……。」卓也が反論すると。

「家族いない。今は一人暮し。」と少女が言った。

「じゃ、俺が取りに行くから。」と言うと……。

「嫌❗いやいやいや❗❗」と言って駄々をこねる。

「わかったから取りあえず体を拭いて、着替えは用意するから💦💦」と言い脱衣所に少女を押し込めた。

「はぁ……。」と大きくため息をつく。
これからどうした物か……。

「お兄ちゃん……。」と脱衣所の方から聞こえる。

「はぃはぃ。今服持って行くよ。」と言って脱衣所に行くと……。

少女がタオル一枚だけ巻いてそこに立っていた。