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俺たちは幸せなはず…
だった。
―二年前―
蓮
『よぉ!翔!今日転校生が来るらしいぜ?』
蓮はウキウキしながら
俺に話し掛けてくる。
こいつは
俺と幼馴染みの
高木 蓮 タカキ レン。
翔
『なんだよ。』
蓮
『だぁかぁら!女子が転入してくんの!』
翔
『女子がどうしたんだよ。』
蓮
『ったく、バカだなぁ。女子ってことは彼女になる確率大!!ってことよ!』
翔
『ブスだったら?』
俺はちょっと
からかってみた。
蓮
『そりゃ…。てか俺は面食いじゃねーっつの。』
翔
『ははっ。嘘だって。』
俺はその時何も気付いてなかった。
これからその転入生の事を好きになることを…
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