プロローグ

2/2
前へ
/50ページ
次へ
俺たちは幸せなはず… だった。    ―二年前― 蓮 『よぉ!翔!今日転校生が来るらしいぜ?』 蓮はウキウキしながら 俺に話し掛けてくる。 こいつは 俺と幼馴染みの 高木 蓮 タカキ レン。 翔 『なんだよ。』 蓮 『だぁかぁら!女子が転入してくんの!』 翔 『女子がどうしたんだよ。』 蓮 『ったく、バカだなぁ。女子ってことは彼女になる確率大!!ってことよ!』 翔 『ブスだったら?』 俺はちょっと からかってみた。 蓮 『そりゃ…。てか俺は面食いじゃねーっつの。』 翔 『ははっ。嘘だって。』 俺はその時何も気付いてなかった。 これからその転入生の事を好きになることを…
/50ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加