仮想空間

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仕事をしてもメリハリもなく、やる気も出ない。 毎日帰宅して、部屋に閉じこもり、そのまま出社の毎日が続いた。 ある日の帰宅時に偶然、光輝く建物を見つけた。  建物には【夢空間】と看板が出ていた。 理恵「ここって、昼間はコンビニじゃなかったっけ? 夢空間って何?」 普段は見向きもしない建物だろうが、理恵は吸い込まれるように入った。 その建物は異界に、繋がっている事も知らずに… 建物の中はとても暗く、涼しい。 今の理恵にとってはなんだか居心地が良い。 カウンターの前に店員が居る。ゆっくりと話始めた。 店員「いらっしゃいませ。当店は始めてでしょうか?」
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