桜の行く末

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─教室1ーB─ 入学式を終えた姫咲は1ーBと書かれた教室へと入り、黒板に書かれた席を確認する。 ─窓側の1番後ろ…。 振り返り自分の席へ向かおうとすると教室にいる生徒がこちらを見ている事がわかる。 姫「???」 ─…なんだ?まあ、いいか。 と、心の中で周りの視線を呆気なく流し自分の席へ座る。 ─隣はまだ来てない…っと。 今だに見ている教室内の生徒を完全にスルーし、姫咲は窓の外で満開に咲く桜をボンヤリと眺めていた。 生A「あの人、入学式で生徒代表やった人だよね!?」 生B「めっちゃ美人~!」 生C「俺もろタイプ///」 生D「モデルか何かかな!?」 などと小声で話されているとも知らず話の主題である当の本人は─… 姫「…スー…スー…」 気持ち良さそうに寝ていた(笑) ガラガラ─… 教室のドアの開く音と共に先程まで姫咲の事を話していた生徒達が一斉にそちらに注目する。 そしてその直後─… 女徒「キャーーーー!!!///」 .
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