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姫「ごめんね。何か言いかけてたよね?」
女徒A「え//あ、あの…//」
そんなやり取りをクラスの生徒たちは静かに見ている。
姫「ん?」
女徒A「あの…私!真白…あの…五十嵐 真白(イガラシ マシロ)って言います//よろしくね!桜花さん!!」ニコッ
真白と名乗った三つ編みの少女は顔を赤らめながら今出来る最大限の笑顔で言った。
姫「そう。よろしくね、えーと…真白?私のことは姫咲でいいよ。じゃあまた明日ね」
真「え//あ、うん!また明日ね!えと…//姫咲ちゃん!」
それを聞いた姫咲はフッと小さな笑顔を見せると、それを見ていた生徒たちは皆、顔を赤らめていた。
そんな生徒たちを残し帰ろうとした姫咲だったが…
パシッ
志「…どこ…いくの…?」
と、今起きたのか欠伸をしながら志騎が姫咲の腕を掴む。
姫「どこって…帰るけど」
なぜ止められたのか解らない姫咲は首を傾げながら答える。
志「…帰るって…朝の話…覚えてないの?」
姫「朝…?」
何が合ったかと考え込む姫咲を見て小さなため息を吐く志騎。
志「今朝…放課後せ 茅「ひーーめーーー!!!!」
志騎の言葉の途中で朝にも聞いた声が響き渡る。
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