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いきなり桜の木から声がしたため、四人とも驚いたのだろう。皆、呆然とした顔つきで桜の木を見ていた。
ガサッ
スタッ
姫咲は桜の木から飛び降り綺麗に着地した。
姫「人の安眠、妨害しないでくれない?」
そう…言い残し姫咲はスタスタと歩いて行った。
?「うわ~!すっごい綺麗な子!誰だろうね~あの子」
?「見かけない子でしたね。新入生でしょうか?」
と、姫咲の後ろ姿を見ながら二人は言った。
?「///」
?「(こいつ…)あれれ?龍ちゃん?顔、真っ赤だよ?」
?「なんでもない…///」
キーンコーンカーンコーン…
?「あっ!大変!チャイムなっちゃったよ!?」
?「はぁ…そろそろ我が儘も大概にして行きますよ?可威(黒笑)」
?「チッ…。わーったよ」
可威と呼ばれた少年は諦めたかのように返事をした。
その返事を聞くと、四人組は校舎へと消えていった。
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