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教「新入生代表、桜花 姫咲」
─あ…そういえば、そんなことやれって言われてたな。なんも考えてない。
「……はい」
─ま、なんとかなるか。
白「あーっ!!あの子!!!」
司「あの方は…」
可「あ゙!!あいつ!!!」
志「!!」
虎「??」
同時に皆同じような顔をしながら言葉を発したため、なんのことかわからない虎宇は首をかしげるのだった。
姫咲が立ち上がると、そこはなんとも言えない空気になり誰一人として喋る者はいなくなった。
それは生徒会のメンバーも同じだった。一度会った4人でさえ姫咲に魅入られ目が離せなくなった。
姫「あー…この学園で色々な事を学び、素晴らしい学園生活になればいいなと思います。新入生代表、桜花 姫咲」
姫咲はそう言い、壇上を降りた。なんともやる気のなく、適当な挨拶だったため、教師含め全生徒が口を開けて見ていた事は言うまでもない。
教「え…あ、以上を持ちまして入学式を終了します」
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