shoes

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1950年 アメリカ:カイリスという町─ ここにある一人の男が居た。 その男は人間でも空を飛べる靴を開発していた。 彼は若かったが人生の全てを費やし、それは完成した──。 その事を知ったアメリカ政府は、彼にある頼みごとをし、政府は彼に金と時間を与え、また彼は一生を費やした。 その頼みごととは─ 『その靴をベースにアメリカを守る最強の武器を造ること。』 数年後─ その靴も何個も彼は完成させた。 しかし、その靴を履いて走れる者が誰一人としていなかった… そこでアメリカ政府は考えた。 『靴を履いて飛べる人間も造ればいい─』 しかし、それには今までより莫大な金と時間が必要になってくる… 政府は考えた… そして一つの答えにたどり着いた。 頭の良い「日本」も巻き込んで『人間』を造らせるということを──。
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