第1話、双子の気持ち 

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「こら!もう7時半よ。 二人とも起きなさい。」 一階から母親の二回目の怒りボイスを聞き、私はベットから跳ねあがる。 「やばっ!7時半過ぎてる~。」 部屋に掛けてある時計をみながら、私はパジャマを脱ぎ散らかす。 「あ~もぉ~!」 バタバタと2階の部屋で慌てる私。 Ⅰ階は、さぞかしうるさいであろう。 ガチャリ 「ねぇ。ドライヤー?って、ピンクと白のチェックパンツが持ってたよね?」 いきなりドアを開けて、諒馬は質問してきた。 下着姿の私に....
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