三、遭遇

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第36警戒隊は敵艦隊に向け反航の最大戦速で進んでいった…   敵艦隊は距離約6万で撃って来たが木村はまだ撃ち方始めをださない。この距離では敵重巡にたいし被害を与えることはできないと判断したからである     距離4万、木村は撃ち方用意を下令した。それと同時に旗艦・白水は被弾した。   副長は司令塔から「損害軽微、戦闘に支障なし」と伝えてきた。     …数分後、第一砲塔旋回角右45、このまま直進すれば敵艦隊と右4千ですれ違う位置(χ)に到達したとき木村は全艦に命じた。
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