三、遭遇

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約二分後、ロクエン帝国重巡一隻が一大爆発を起こした。                   同時に見張り員が叫んぶ❗                  「敵、後方大形艦被雷確認‼大破確実と思わる‼」                      「よくやった、水雷長」    木村が言った直後、見張り員から一報                            「敵魚雷、艦首前方50通過します、あと約25(秒)。」                     「司令、迎撃しますか?」                  との砲術長からの申し出に                  「かまわん、すてておけ」                  と応じ艦首方面偽装爆破用意と見張り員に                          「敵魚雷艦首前方0度までの時間計測‼」           と命じた。                         見張り員は時間読み上げを始めた               『…11…10…9…8…7…6…5…4…3…2…1…いま‼』                 「偽装爆破ァ‼」                      木村が命じると同時に艦首付近で爆発が起こった。       ついで木村は自艦に速力下げ❗32‼と全艦に速力あわせを命じた。                              ロクエン艦隊は先程被雷した重巡(重巡洋艦)ヘンソーギは機関部に損害があったため落伍しつつあった。                            しかしロクエン艦隊は36警戒隊に損害があったと見事に誤認し反転し最大戦速に移った。
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