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ああ、だって
君の声は僕に届きはしないし
僕の声だって届きはしない
変わっていくのを咎めることなど、誰も出来はしないし、そんな権利最初から持ち合わせちゃいない。
変われば何かが失われるし、変わって失うものなんてたいしたことじゃないと思っているのか。
初めから僕には悲しむ権利も、嘆く権利もありはしなくて、過去を認めることが出来るのは、恵まれていたからに過ぎない。
認めるのを拒むほどの過去を持つ人を見て、さめざめとそう思った。
この心は何処までも最低だ。
(終幕、故に哂う)
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