祈り

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紡いだ言葉は風に切れて 伸ばした腕は雪に溶けた 染まらぬ無垢など存在せず 嘆く暦は報われず 不条理な世界は その列を崩さず 神までも諧謔に歪んだ 恍惚の笑みを浮かべ 手にしたチェスの騎士が 荒れた地上に残る王を穿つ 残された人々に 残酷な赤い雨を 狂った世界に歪んだ愛を (諧謔に祈り)
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