1人が本棚に入れています
本棚に追加
/22ページ
ー 2038年2月20日 ー
ー 日本 ー
ハァ…ハァ…
「ごめん、待った?」
息を切らせ走って来たのが私の彼氏の雄輔。
元々お隣さんで幼なじみ。今では両家の認める仲で、付き合いだしてもうすぐ1年。
今日は早く仕事が終わるからデートがてら一緒に帰る約束をしてたの♪
「遅い~!!待ちくたびれたよ~!
だからおんぶ♪」
この、端から見たら面倒くさい女が私、瑞希。
雄輔と一緒に居る時間が何よりも好き♪
もちろん、雄輔もそう思ってくれてる♪
甘えん坊になってもちゃんと受け止めてくれる。
大人になっても、おじいちゃん、おばあちゃんになっても大好きな雄輔とずっと一緒に居るンだ♪
一緒な居れると、何があっても離れないと信じてた…。
そう、“その日”が来るまでは…。
最初のコメントを投稿しよう!