143人が本棚に入れています
本棚に追加
私の最初の記憶
私 あまり 過去の事 覚えてないんだ。特に幼い時の事…。悲しい事や辛い事は 時々、短編的に思い出す。
あれは 私が小学生低学年の頃だったかなぁ…。下校時間 友達と遊ぶの楽しくて ついつい 門限を過ぎてしまった。門限時間は 夕方の5時…。もう とっくに過ぎていた。私は 焦った。必死で走って帰った。やっぱり ママは 怒ってた。私の髪を掴むと引きずり回した。気が済むまで 私の お尻を叩いた。『ママ~。ごめんなさい。ママ~。許して~』私は 鼻水を滴ながら 必死で謝った。でも ママは許してくれない…。『私は、アンタのママじゃない。気持ち悪いんだよ。』私 全然 意味が分からなかった。私が 悪い子供だから 私の事 子供じゃないって言ってるモノだと思っていた。
でも ママは 他人…。
ママが どうして ここまで 怒るのか…。それは…ね。最近 ママが 夜の仕事に行くようになったの…。
ママ と パパ の 間に私より3才下の女の子が産まれたの。だから 私 ママが働いてる間 その子の世話するの。
パパは いつも 夜は出て行くから 役に立たないんだ。だから 私が 世話するの。
最初のコメントを投稿しよう!