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『…すみません、暗い話をして。』
yu「そんな。僕達の方こそ。」
ke「寧ろ俺達話聞いてて良かったんかなーって。」
『ありがとうございます。僕は構いません、ご迷惑でないのなら…』
hyde兄さんやで。
儚げに笑みを浮かべる綺璃ちゃんの顔を見てて…何故か胸が締め付けられた。
頭が良くても、家が裕福でも、人それぞれ悩みはあると分かっていても…この子にはこんな顔して欲しくないと言うか。
『…皆さんのお部屋は、三階にそれぞれ一部屋ずつ用意してあります。
今日はお疲れでしょうし、夕食やお風呂の準備を早めに伝えてありますので…何かありましたら、遠慮なく僕や使用人さんに言って下さいね?』
te「ありがとな^^」
hy「風呂デカい?」
『あはは、広いですよ(笑)』
hy「よっしゃ!」
ke「お前は子供か(笑)」
hy「これでも大人やわ!!」
yu「もう、hyde君ったら(笑)」
te「まったく、相変わらずやなぁ^^」
『…では、真央も呼んでいるのもありますし、僕は失礼しますね。』
けんちゃんやで。
会話が一通り丸く収まったのを見計らって、綺璃ちゃんは妹ちゃんの元に行った。
部屋も今居る応接間(二階)から出て、すぐにあるエレベーターから行ける事も聞いたし…さて、どうすっかな。
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