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美和:嫌よ………絶対参加しないんだから!!
銀:裕和さんがいるから大丈夫だよ。もし強制参加になったら助けに行くから………
暗い表情でそばを食べる美和………
小さく『…美味しい…』と呟く………
暗い雰囲気を晴らすかの用に、亮がある事を口に出した。
亮:サトミは血がどうとか言ってたけど………何か解る??
真理:解らないわ………何の事かしら??
裕和:ならばここで質問するが、血と聞いて思うのはなんだ??
美和:赤………
銀:鉄臭い………
真理:傷??
亮:遺伝子………
亮の一言で何かを閃いた裕和………
裕和:成程……遺伝子か………
亮:遺伝子………!!
亮もまた閃いた。
裕和と目が合うと銀の方を見た。
銀:何だよ!?
亮:裕和おじさん………俺が話して良いかな??
裕和:あぁ、良いぜ。
亮:お父さんのお父さん………つまり、俺のお祖父ちゃんはサトミとは関係ないんだよね??
銀:無いと思うが何でだ??
亮:その『思う』が駄目なんだよな………ハッキリしてる事は??
銀:俺が幼い頃に病死したと、俺のお母さん………つまりお祖母ちゃんから聞いたが………
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