❤エリリンとサキしゃん😍❤

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「ありがとー」    サキさんの語尾には、いつも音符がついている。  キャワイイ。  萌えだねっ。  声萌えだねっ。  パシャパシャパシャ。  やっべえ、心のシャッター押しっぱだった。もう、いい加減、変態過ぎ。  ここいらで、ちょっくらビジネスしますか、キラリンっ。 「サキさん、アドバイス欲しいんです。これなんですが」  ってね、てね、サキしゃんの前に出したんです! そしたらね! ぬあ、ぬあ、ぬあ、ぬあんと! クリアファイルが、うまい具合にサキしゃんの胸の下! 下っ!下ぁ下にぃー何度も何度も。バタリっ、痙攣。ピクピク。 「ねえ、ユウスケくん聞いてるの?」  んーわっ?びっくしりたー。いやいや、びっくりしたー。 「はい、すみません。徹夜して作ったんで、寝てなくて」  嘘。これは必要な嘘なのであります! 「えー、ほんとにい? おうちでおかずにしようとしてんじゃないの?」  おかずバレてるー、ひーっ。 「何をゆうとるんですか!」   って俺は、いつの時代の人間だよ!消しさりたい。恥じい。 「ふうん」  サキさん、ノリ悪くてすみません。だから、そんなつまらなそうな顔をしないでくだしゃい。
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