647人が本棚に入れています
本棚に追加
――――――――――――――……
「~~♪~~♪♪~♪」
俺の作った朝御飯をほうばりながら、那智はずっと上機嫌だった。
「…那智…?
どうしたんだ…???」
俺の問いに那智はサラッと返事を返してきた。
「だって、蓮があんな嬉しいこと言ってくれるなんて夢にも思わなかったんだもん♪」
赤面する俺。
「蓮、かわいい~♪」
茶化してくる那智。
「―――仕方ねぇだろ。
……恥ずかしかったんだから。」
―――クスックスッ
顔を上げると、クスクスと笑う那智がいた。
「笑うなよ。」
「だって蓮がかわいいんだもん♪」
クスクスと笑う那智と顔を赤面させた俺は、ゆっくりと朝御飯を食べるのを再開した。
.
最初のコメントを投稿しよう!