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待ってろ犬。
一刻も早くお前を捕まえて天使の笑顔を手にいれて見せる。
そうなると透の行動ははやかった。
その頃…
「透遅いわね」
「まだ透君は帰ってないのか」
「ええ。今日は早く帰るように言ってたんだけど…」
透は家族との約束をすっかり忘れてしまっていた。
「おーい、いぬー。どこ行ったんだー」
捜し始めて30分。もうそろそろで待ち合わせたところに一度戻らなければならない。
簡単に見つかるかと思いきやそううまくはいかなかった。
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