衝撃的出会い

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今まで神様の『か』の字さえ信じてなかったのに今更だ。 「さてと」 あの天使の笑顔を手にいれるために。 むこう(天使達)より先に見つければ… 『もしかして、もう見つけてくれたの!?』 『えぇ。すぐに見つけました。あはは、やめろってジョン(←子犬の名前。)』 子犬が戯れて舐めて来る。 『すごい透君』 『お兄ちゃんありがとう!』 『もう離すなよ(キラン)』 『うん!』 『透君かっこいい』 そして二人は… …となるはず。 「ママー、あのお兄ちゃん何してるのー?」 「まー君、目を合わせちゃダメよ!」 クックックッとニヤけた笑みをしながら、想像というなの妄想に耽っていた透の姿に近くにいた親子の母親が、子どもの視界を手でふさぎそう言い聞かせた。
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