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『残念ね。……撃てぇ!!』
ドン………ドン!
「伏せて!」
俺はこの時死ねんじゃないかって頭をよぎった…
【あなた達こちらへ。秘密の出口があります。ここからお逃げ下さい!】
宿屋の人だ…
ドン…ドン!!
宿屋は原型が分からなくなってきた終いである。
(どうするの…このままじゃ宿屋の人達死んじゃう…)
(弱気になるなガイア!…ここはあたしに任せて♪あいつとは決着をつけなきゃ…)
「決着って?」
【早く!崩れてしまいます!】
(行って!!ガイア絶対に守りなさいよ!)
と言葉をいい残し、軽い足取りでピョンピョンと…俺たちから離れていく
「絶対追いつけよー!!!」
うん♪とニッコリ笑い霧の中に消えていった
霧…いつのまに…
【急いで下さい!】
……うん
「行くぞガイア」
(あぁ)
ガイアの顔は忘れない…
泣きそうな心配で潰されそうな顔だった。
((絶対戻ってこいよ…パール))
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