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その中ではまだ戦いは続いていた。
「ブロンズゥゥ!!」
周りの兵は既に死んでいた。
残るはブロンズだけだったが、そのブロンズは余裕の笑みでパールを見ていた。
『フフ♪パール…あなたは一体あの悲劇からどう強くなったの?』
「フフ♪私は強くなったわ!あなたを殺す一心でね!!」
いつの間にか霧が濃くなり雨が激しく両者の身体をうちつける。
『じゃあ…共に妖獣(バケモノ)として妖獣でけりをつけよう!』
「わかったわ。…我の中で眠る太珠よ…我に力をかしたまえ…太珠よそなたの力でサラマンダーを呼び覚ませ!!」
パールは猫耳の生えた女の子の姿からは想像できない…真っ赤な体
その身体は炎で包まれた……炎龍。
「グギャャャア゛!」
フフってブロンズは満足した笑みをこぼしながら、ブロンズも妖獣に変身した。
「シー…シャー!」
大きく睨むだけで数人殺せそうな鋭い目を持つ、大蛇だった。
始まった。
お互いが一発で決める…自分に誓った。
「くたばれぇぇえ!!」
『死ねぇぇぇえ!!』
両者の技がぶつかりあい、2人をも吹き飛ばしてしまう爆風が生じた。
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