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「なあなあ。」
「何?♪」
ちょっと、間があった。
そこで確信に近いものを俺は得た。
「やっぱり。俺に隠してるだろなんか!」
やっぱり、顔に出過ぎなんだよ。
焦りすぎ。
「そ、そんな事ないわよ!隠し事なんてしてる訳ないじゃない!」
あれ?
何でガイアじゃなくパールが答える?
「ヒロに隠す事なんて何も「もういいんだ!」
俺は…誰だこいつって感じた。
見た目はガイアなんだ完璧!
でも…ガイアじゃない。
「ヒロごめんな。俺…隠してた。実は…」
「だめだってば!…お兄ちゃん…」
………¢£%#&*§☆▼※!!!????
お…お兄ちゃん!!!???
「血は繋がってない。」
「ででで、でも!孤児だったって!あれは?」
「あれは、孤児は孤児だった。でも、育てられてる内に小さかった俺は、一緒に居る時間が長すぎてか…義兄弟(キョウダイ)になってた」
…まだ信じられない俺がいる。
「でも、ずっとガイアの事呼び捨てだったし…パールのが上に見えてたし…」
「あれはね♪お兄ちゃん、ほっといたらしっかりしてる頼りがいがある人なの♪そんなんじゃ、疑われちゃうから…だから、性格かえてたの♪パール達いい演技だったでしょ♪」
…演技かあ…
「悪いなヒロ。」
「いいんだ別に。…びっくりしただけだし♪ハハ…」
ごめんね~ヒロさん。
パール…お前反省してないだろぉ!!
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