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パールの姿が見えない。
「ガイア………パールは?」
「指示はしてある♪大丈夫か?」
「大丈夫…ガイアごめん…。」
「謝んなよ♪大丈夫だから♪早く…一緒に帰ろ!」
え?
聞き間違いかな…
心から何かがこみ上げてくる…
「…もっかい言って…」
微笑みながら
「一緒に帰ろ♪」
我慢出来ないよ…
もう無理かと思ってた…
嬉し過ぎるよ…
俺何回泣けばいいのかな。
【飽きた。とっと終わらせるか。】
え?
「ぐぅ…あぁぁ゛……ッ」
「止めろよ…ヒロが死ぬ止めろ!!」
ふっ
不気味に微笑みながらも力は強くなっていくばかり。
「う゛ぅ………あぁぁぁあ゛!!!!」
ガイアは底から力を出した。
タカは、まだ残っていたのか…
そう言い放つと俺を抱きながら、数メートル離れた。
「ぐぎゃゃゃあ゛!」
黒龍だ……
近くの森からいきなり炎射が現れた。
「ギャァァア!!」
炎龍だ!
…パールだ♪
そういう事だったんだ…良かった♪
そして俺は気を失った。
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