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気味が悪くなり、急いで帰った。 走ってる間、暑いはずなのに寒い。 「今日の俺何かおかしい…疲れてんのか?」 そして見えてきた家。 そのままお母さんと会話をする筈もなく… 部屋に閉じこもっていた。 カリカリ……カリカリ……… 嫌な予感がする。 俺は呼吸をするのも忘れ、カーテンを開けた。 ニャー ニャー 「何だ…黒猫か…」 ・・・黒猫??!! カリカリ…カリカリ…… まぁ俺は部屋に入りたそうだったから入れてやった なぜ黒猫が朝といい… ヒロ時間だ… は? 逃げるんだ! 何が? 「説明は後だ。早く逃げるぞ」 逃げる? 何の話?ここは俺の家で… だから俺は普通の何もないただの高校生で…だから…… 「…ヒロ……やく…間に…わない……」 だから何の話なんだよ!意味わかんねーよ!俺は…「ヒロってば!」 えっ? ふと自分の世界帰ってきた。 周りを見ればいつも通りの部屋だ。 「ヒロ早く!時間が無い!」 早く?時間がない? 何の話かさっぱりだ… だけど体は頭と裏腹に冷静に準備をしていた。 待てよ!!! 話をしてる相手って………猫だよな?
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