良い訳ねぇだろ…

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良い訳ねぇだろ…

俺は部屋に戻りランドセルを放り投げた。 ガシャン ランドセルについているキーホルダーが音を立てた。 良い訳ねぇだろ… 俺の住んでるとこはド田舎で小学校、中学校、高校が一つずつあるだけだった、これと言った遊ぶとこも無く店も少なかった。 小学校、中学校が一つずつしかないため、しかも人数も少なく一クラス二十人ほどだった。 だから小学一年から中学生三年までずっと同じメンツだった。 ハルカ「ずっと一緒だったんだぞ! 六年間…」 ハルカにとってクラスの皆が友達だった、多少なりと嫌いな奴もいたが大っ嫌いと言うほどでは無かった。 後三年はずっと一緒だと思ったのに…
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