最愛の君へ

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俺は、君の両親に呼ばれた。 君の父親「医師の人から聞いたんだよ。あいつは、生まれた時から体が弱い事はお前も知ってるだろ。」 俺「………はい。」 君の父親「そのせいなのか、子供が生まれた時に、あいつがもしかしたら……」 俺は、父親の話を遮って話した。 俺「やめてください。そんな事言わないでください。」 俺はその日の夜は眠れなかった。君の父親が言った言葉が脳裏によぎった。 翌日、俺と両親は君の所に行った。 どんな顔で行ったらいいか分からなかった。 そこは、大きくもなく小さくもない普通の病院だった。 3階の奥の部屋に君の名前があった。 俺が入ったら君は笑顔を見せてくれた。
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