出会い

5/36
前へ
/112ページ
次へ
周りを見渡すと、先程の奇声のせいか、上手い具合にもいない。 よしよし。 今ならいいよね。 遠く過ぎ去った日々を思い出しながら、 声を上げて笑い、更に大きく空へと向けて足を突き出す。 そして…… 「おりゃあ」 一番空に近づいた瞬間。 大きく叫ぶと同時に手を放す。 重力に逆らい、僕、飛んでる! と思った一瞬の後……
/112ページ

最初のコメントを投稿しよう!

210人が本棚に入れています
本棚に追加