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「おぉ博士、久しぶりだな」
「久しぶり。元気だったか?」
(………博士?)
上のほうが黒いペンキで
塗られただけのシンプルな
ヘリコプター。
その向こうから一人の
青年が現れた。
「…と。そちらの娘さんが花梨ちゃん?」
「は、はい」
リガルさんは私に
むかってヒラヒラと
手をふる。
私も手をふりかえした
「立ち話もあれだな。中に入れよ。お茶でも入れるぜ」
私たちはリガルさんに
うながされるまま、
ヘリコプターに
のった
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