桜井 里桜菜(りおな)

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母は翌週からパートにでることになった。 また14歳の私にはどうすることもできずにいた。 翌月。 母は見知らぬ男とその子供達と帰宅した。 居間にいた私に紹介する。 『お母さんね、この人と結婚したから。この子達はあなたの兄弟になるのよ。』 私にはなんの権利もない。 嫌われないためにいつも反論せずニコニコ笑っていた。
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