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志穂「全く………何なのよね?」
光「だねぇ~差出人は不明、返信してもセンターから返ってくるだけだし……………」
このメールは王寺高校に伝わる七不思議の1つで1-C組の生徒にだけ謎の送り主から毎日あのような本文のメールが送られてくるのだった。
10年以上前からこの七不思議は存在し先輩達も送られてきていたらしいが何事も起きずそのまま2年生にあがってしまったという。
だから現在の1-Cの志穂のクラスもただのイタズラメールと解釈し削除していた。
光「でもさぁ~、志穂って気にしすぎじゃない?私達は春からずっとこのメール送られてきてるから慣れちゃったけどぉ!」
志穂「うん………いや私も削除してるよ?でも改めて考えたらおかしいなぁと思って……………」
光「確かにねぇ~、志穂がこのクラスに決定してからメールが来るようになったんでしょ?メルアドどうやって知ったんだし……マジ怖すぎだよね」
志穂「本当だよ………朝から気分最悪………」
光「………あ、そうだ!放課後空いてる!?」
志穂「え?………まぁ空いてるかな………」
光「じゃあちょっと付き合ってね!」
「キーーンコーーンカーーンーーコーーン」
話し終わると授業の始まる鐘がなった。
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