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【-1-】
リリス
「ねぇ二人とも。私は一国の主として力不足かしら…」
(突然落ち込むように)
アルフェイド
「何を急に…。姫は良き主です。」
シェイド
「エターティア王国の荒れ具合に比べれば、この国は平和だよ」(感心する)
ナレーション
「ここはフェアーリ王国の城内。王女リリスと長い間護衛を努めているアルフェイドとシェイドは、いつものようにお茶をしていた。」
リリス
「そう…よね。不安になっちゃって…。悲しいことに、兵力もないから皆を守れるか…」
シェイド
「いきなり何を言い出すやら。今までだって兄貴とリリスと共にピンチを切り抜けてきたじゃねぇか!!」(笑いながら)
アルフェイド
「お前はピンチだなんて少しも思ってないだろ」(突っ込むように)
シェイド
「ひでぇな。俺にだって緊張感くらいある。」
リリス
「ふふふ♪頼もしいわね」
シェイド
「大体。そんな考え込むようなキャラ、リリスには似合わねぇよ(笑)」
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