猫とホームレス

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おじさんのテントに女性が訪ねて来たんだ 「すみませ~ん」 「はい 何か?」 女性と僕は目が合った。 女性は僕に言った 「ミイ?」 「なんだいあんた?」 女性は3年前、ダンボールに僕を入れて、公園に置いて行った女性であった。 この辺りで聞き込んで、ここで飼われている事が分かったらしいのだ。 あの時は飼えなかったけど、一人暮らしを始めて、僕を引き取りたいと言ってきたのだ。 おじさんは勿論断った。 女性は言った 私ならエサもお腹一杯与えられるし、この子を幸せに出来ると 考えておいてくれと、その日女性は帰って行った。
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