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5月
「愛美、メール。」
さっきのホストだ…
バカだな、
どうして教えてしまったの?
「あ~…」
「浮気?」
笑いながら彼が言う。
少しドキッとしてしまう。
「まさかぁ」
彼があたしにキスをする。
意地悪くニタっと笑うキス。
我慢出来ないみたいに
ベッドに転がる。
「仕方無いんだから。
本当はしたいんでしょ?」
「Sなんだから!」
「俺はドSだよ」
舌を絡めると
柔らかい味がした。
タバコの味に胸が痛くなる。
そんな所が凄く好きなの。
鳴りっ放しの着信。
電源を切って彼の胸に埋まった。
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