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ガガ……ガ…
ガ…ガガガガ……
アスファルトに何かをズル音が聞こえる…
薄紫のショートヘアーの女の子が街中で俯き、おぼつかない足取りで歩いている。
左手には70Cm位の刀を持ち、地面をズっている。音はここから出ているようだ。
右手には何やら女の子と同じ薄紫な髪の毛の生えた球状なモノを持っている。
こなた「おーす、つかさ~」
後ろから、こなたの元気な声と同時に背中をポンと押される。
つかさ「……」
こなた「いやーなんか変な天気だよね~梅雨じゃあるまいし、予報じゃ晴れって言ってたんだけど、こういう日ってカサ持って行こうか迷うよね」
つかさ「……」
こなた「あれ?そういえば、かがみんは?休み?」
つかさ「……」
こなた「!?」
こなた「え!?そ、それにその手に持ってるモノって…!!」
こなたは異様な雰囲気に気付いて、変な顔をする。
その時、つかさはゆら~っと動き出し、刀を頭の上に持って来て、こなたの方を向く。
こなた「え?あの…ちょっと…つかさ…?何を?」
そして
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