第一章3部:バイオハザード  ~脱出~

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      こなた「いい?   全部私の言った通りにするんだよ?」   つかさ「うん」   こなた「今の装備でギリギリ行けると思うから」  つかさ「うん」   こなた「じゃあ最後の確認、 準備運動は?」   つかさ「したよ」   こなた「時間は?」   つかさ「合ってるよ」   こなた「爆竹」   つかさ「4束」   こなた「ライター」   つかさ「持ってるよ」   こなた「ジッポライターとペットボトル燃料」   つかさ「あるよ」   こなた「袋」   つかさ「うん、ある」   こなた「バットは?」   つかさ「持ってるよ」       こなた「じゃあいい?   計画が狂って、これはピンチだなぁっと思ったら 柔軟な対応とるんだよ   例えば、近くの消火器使ってもいいし…     あと、怖がらず迷わず   テキパキ行動するんだよ でないと、計画が狂っちゃうからね」     つかさ「うん、わかったよ こなちゃん」     すると、こなたは急に俯く。   こなたとつかさの力量。 今ある限られた武器、道具。 少ない情報量。 それらを考え、練り込まれたこの戦略作戦。   こなたはこの自分が考えた作戦に不安を持っていた。   なぜなら、これはただのゲーム知識でしか無いから…     不安なのも無理はない。
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