8人が本棚に入れています
本棚に追加
そう思っていると、電車が到着した。
キイィィィ・・・
電車が停止し、ドアが開いた。
中から、何人か下車した。
下車する人がいなくなると、浩介は、乗車した。
中に三人いた。その内二人は寝ていた。
浩介は適当な場所に座った。
やがて、電車が出発した。
三分程たった時だった。
起きていた一人が苦しくうめきはじめた。
浩介は慌てて駆け寄った。
『大丈夫ですか・・・うっ!?』
浩介は驚いた。
苦しくうめいている人の肉が腐り始めた。
広がる異臭・・・思わず吐きそうになった。
一人では、どうにもならない。
浩介は助けを求める事にした。
『すみません!皆さん助け・・・』
浩介は真っ青になった。
残りの二人もうめきはじめた。
しかも、肉が腐っている。
『うわあぁぁ』
浩介は隣の車上にいる人に助けを求めようとした。
最初のコメントを投稿しよう!