恐怖の電車

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そう思っていると、電車が到着した。 キイィィィ・・・ 電車が停止し、ドアが開いた。 中から、何人か下車した。 下車する人がいなくなると、浩介は、乗車した。 中に三人いた。その内二人は寝ていた。 浩介は適当な場所に座った。 やがて、電車が出発した。 三分程たった時だった。 起きていた一人が苦しくうめきはじめた。 浩介は慌てて駆け寄った。 『大丈夫ですか・・・うっ!?』 浩介は驚いた。 苦しくうめいている人の肉が腐り始めた。 広がる異臭・・・思わず吐きそうになった。 一人では、どうにもならない。 浩介は助けを求める事にした。 『すみません!皆さん助け・・・』 浩介は真っ青になった。 残りの二人もうめきはじめた。 しかも、肉が腐っている。 『うわあぁぁ』 浩介は隣の車上にいる人に助けを求めようとした。
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